RDS の EBS 汎用 SSD ボリュームにて想定以上のバーストパフォーマンスが記録されています。正常でしょうか?

質問・問題

RDS の EBS 汎用 SSD ストレージでは、バーストクレジットを消費して最大 3000 IOPS までバーストすることが可能と理解していますが、CloudWatch メトリクスにて ReadIOPS が 3000 を超える値で記録されていました。
正常な状態でしょうか。

回答・解決方法

CloudWatch メトリクスにて 3000 IOPS を超える値が記録されている状態は想定された挙動であり、正常です。

RDS は自動的に EBS ボリューム全体をストライプして、パフォーマンスを向上させています[1]。
要求されるストレージの量によって、Amazon RDS は自動的に複数の Amazon EBS ボリューム全体をストライプして、 パフォーマンスを向上させます。
この場合、 3000 IOPS を超える性能を発揮することがあります。

しかしながら、RDS ではストレージサイズに応じたベースラインパフォーマンスとバーストパフォーマンス以外の値をお約束していません[2]。

あくまで、汎用 SSD ストレージ の最大性能は 3000 IOPS であるという想定でご利用ください。

【参考記事】

[1] Amazon RDS DB インスタンスストレージ - Amazon Relational Database Service https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/CHAP_Storage.html

[2] I/O クレジットおよびバーストパフォーマンス | Amazon RDS DB インスタンスストレージ - Amazon Relational Database Service https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/CHAP_Storage.html#CHAP_Storage.IO.Credits

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