概要
Cloud Automatorは、お客様のAWS環境にあるEBSボリュームのバックアップ(スナップショット)が取得されているか、定期的にチェックし、チェック結果をお客様に通知する EBSバックアップチェック を提供します。
本機能では、EBSのバックアップの取得を失念していた際の”気づき”を提供いたします。これにより万が一、バックアップ取得を忘れていた場合に気づくことができ、データ消失のリスク低減につながります。なお、定期的なバックアップの取得は、Cloud Automatorの運用ジョブで簡単に実施可能です。
EBSバックアップチェックでは、具体的に以下の機能を提供します。
- (毎日1回)Cloud Automatorに登録頂いているAWSアカウントに存在するEBSのバックアップ(スナップショット)状況をチェックします。チェック結果はCloud AutomatorのWeb画面で確認可能です
- (毎週1回)バックアップが一定期間取得されていないEBSがあった場合にメールで通知いたします
利用方法
チェック結果をコンソール画面から確認する
- EBSバックアップチェック結果ページへアクセスします
- 確認するAWSアカウントを選択します
- チェック結果のうち、バックアップが推奨されるボリュームの一覧が表示されます
最後にスナップショットが作成されてから7日間以上経過したEBS ボリュームがバックアップ推奨ボリュームとして表示されます。 - 上部のタブから、バックアップが取られているボリュームと、チェックに失敗したボリュームの一覧画面にも移動できます
チェック結果の通知をメールで受け取る
登録されているAWSアカウントに「バックアップ推奨ボリューム」がある場合は、定期的にメール通知でお知らせいたします。
メールは該当するAWSアカウントが属するグループのユーザーにのみ送信されます。
通知メールの内容例
AWSアカウントへのチェックを行わないように設定する
EBSバックアップチェックはAWSアカウント作成時にはデフォルトで実行されるようになっています。AWSアカウントへのチェックを実行されないように設定するには、「グループ設定」から、以下の手順で設定を行います。
- 「EBSバックアップチェック」のセレクトボックスで「チェックしない」を選択する
- 画面下の更新ボタンをクリック
グループ設定の詳細については、以下のマニュアルを参照ください。
メール通知を受け取らないように設定する
EBSバックアップチェックのメール通知はデフォルトで全てのユーザーに対して実施されます。メール通知がされないようにするには、以下の手順で設定を行います。
- コンソール画面右上から、「アカウント設定」画面に移動
- メール受信設定の「受信する」のチェックを外す
- 更新ボタンをクリック
また、組織のオーナー、グループの管理者の方は、「ユーザー管理」から、グループや組織に属するユーザーの受信設定を行うこともできます。
アカウント設定、ユーザー管理については以下のマニュアルも合わせてご覧ください。