ダッシュボードで以下のように「推奨情報を表示できないAWSアカウントがあります」と警告される場合の対処方法を解説します。
AWSアカウントの推奨情報が表示されるようにするには、以下の2つの設定が必要です。
- AWSアカウントに対応するIAMロールへの権限の付与
-
AWS Compute Optimizerへのオプトイン
- なお、AWSアカウントがAWS Organizationsの管理化にある場合はオプトイン等が禁止されていることがあります。その場合、ダッシュボードに情報を表示することはできません
それぞれの設定手順は以下のとおりです。
AWSアカウントに対応するIAMロールへの権限の付与
- ダッシュボードの「推奨情報を表示できないAWSアカウントがあります」という文字をクリックして、警告表示の詳細を開きます
- 設定を行いたいAWSアカウントが属する「グループ名」をクリックします
- 「グループ設定」でAWSアカウント一覧が表示され、各AWSアカウント毎に「IAMロールの権限」が確認できます
- 「更新してください」ボタンが表示されている場合は、ボタンを押して「IAMロールの権限を最新化」する操作を行います。最新化の操作についてはAWSアカウントの更新(IAMロールの権限を最新化)を参考にしてください。なお「最新」と表示されている場合は権限の更新は不要なので、5の手順をスキップして「AWS Compute Optimizerへのオプトイン」に進んでください
- IAMロールの権限の最新化が完了して「最新」という表示に変わっていれば、ダッシュボードに必要な権限の付与は完了です。次の「AWS Compute Optimizerへのオプトイン」に進んでください
AWSアカウントの認証方式が「IAMロール」ではなく「IAMユーザー」になっている場合は、上記の手順での権限設定はできません。このマニュアルの下部にある「ダッシュボードの動作に必要なIAMの権限」を参考に手動で権限を割り当ててください。
AWS Compute Optimizerへのオプトイン
- 先ほどと同様に、ダッシュボードの「推奨情報を表示できないAWSアカウントがあります」という文字をクリックして、警告表示の詳細を開きます
- 設定を行いたいAWSアカウントが属する「グループ名」をクリックします
- 「グループ設定」でAWSアカウント一覧が表示され、各AWSアカウント毎に「Compute Optimizerオプトイン状況」が確認できます
- 「Compute Optimizerのオプトイン状況」に「オプトインしてください」ボタンが表示されている場合は、ボタンを押して確認ダイアログを表示します。なお「オプトイン済」と表示されている場合はオプトインの操作は不要です
- 確認ダイアログの「オプトインする」ボタンを押して、AWS Compute Optimizerの利用を開始します
- オプトインに成功すると「オプトイン済み」という表示になり、ダッシュボードに必要な設定は完了です
「IAMロールの権限」が「最新」になっており、「Compute Optimizerオプトイン状況」が「オプトイン済み」になっていれば、ダッシュボードの利用準備は完了です。24時間以内にデータの収集が行われるので、後日、ダッシュボードの表示を確認してください。
24時間経っても警告表示が解消しない場合
IAMロールへの権限の付与およびAWS Compute Optimizerへのオプトインを行ってから、24時間以上経過しても警告表示が解消しない場合は、お手数ですが以下の情報を添えてサポートまでご連絡ください。
- グループ名
- AWSアカウント名
- メッセージ
ダッシュボードの動作に必要なIAMの権限
ダッシュボードに情報を表示するには、AWSアカウントのIAMロール(またはIAMユーザー)のポリシーに以下の権限が必要です。IAMロールやIAMユーザーに付与するポリシー等をカスタマイズされている場合の参考にしてください。
| AWSのサービス | 権限 |
|---|---|
| Compute Optimizer | compute-optimizer:GetEC2InstanceRecommendations compute-optimizer:GetEnrollmentStatus compute-optimizer:GetRDSDatabaseRecommendations compute-optimizer:UpdateEnrollmentStatus |
| EC2 | ec2:DescribeImages ec2:DescribeInstances ec2:DescribeSnapshots ec2:DescribeLockedSnapshots ec2:DescribeRegions |
| RDS | rds:DescribeDBInstances |