概要
本項では「ジョブワークフロー」を利用して、起動中のEC2インスタンスのインスタンスタイプを変更する方法を記載します。
インスタンスタイプを変更するまでの流れ
EC2インスタンスのインスタンスタイプの変更は、AWSの仕様上、インスタンスが停止していないと実行できません。そのため、起動しているインスタンスのインスタンスタイプを変更する場合、以下のような流れの作業が必要です。
- EC2インスタンスの停止
- インスタンスタイプの変更
- EC2インスタンスの起動
Cloud Automatorでは、以下3つのアクションを実行するワークフロー専用ジョブを作成し、ジョブワークフローで連続実行させることで、EC2インスタンスのインスタンスタイプを変更することが可能です。
設定例
STEP1: ワークフロートリガージョブを作成
- ワークフロートリガージョブを作成します。
| 設定項目 | 設定値 |
|---|---|
| グループ | 任意のグループを指定 |
| ジョブの種類 | ワークフロー専用ジョブを選択 |
| トリガー | 任意のトリガーを選択 |
STEP2: インスタンス停止ジョブを作成
- EC2インスタンスを停止するジョブを作成します。
| 設定項目 | 設定値 |
|---|---|
| グループ | 任意のグループを指定 |
| ジョブの種類 | ワークフロー専用ジョブを選択 |
| トリガー | トリガーなし |
| アクション | EC2:インスタンスを停止 |
| AWSアカウント | ※CloudAutomatorに登録しているAWSアカウントを指定 |
| アクションパラメーターの指定方法 | 「ジョブ作成時にパラメーターを指定する」を選択 |
| インスタンス | 該当のインスタンスを指定(タグの指定でもOK) |
| ジョブ実行後のリソースの状態までチェックする | ※ここは必ずチェックしてください |
設定のポイント
「EC2: インスタンスを停止」アクションのジョブでは「ジョブ実行後のリソースの状態までチェックする」をオンにします。これは「 EC2: インスタンスタイプを変更」ジョブが、対象のインスタンスが停止状態でない場合に失敗してしまうためです。「ジョブ実行後のリソースの状態までチェックする」をオンにすることで、インスタンスが完全に停止してから次のジョブが実行されるようになります。
STEP3: インスタンスタイプ変更ジョブの登録
- インスタンスタイプを変更するジョブを作成します。
| 設定項目 | 設定値 |
|---|---|
| グループ | 任意のグループを指定 |
| ジョブの種類 | ワークフロー専用ジョブを選択 |
| トリガー | トリガーなし |
| アクション | EC2:インスタンスタイプを変更 |
| AWSアカウント | ※CloudAutomatorに登録しているAWSアカウントを指定 |
| インスタンス | 該当のインスタンスを指定(タグの指定でもOK) |
| インスタンスタイプ | ※変更したいタイプを指定 |
STEP4: インスタンス起動ジョブの作成
- EC2インスタンスを起動するジョブを作成します。
| 設定項目 | 設定値 |
|---|---|
| グループ | 任意のグループを指定 |
| ジョブの種類 | ワークフロー専用ジョブを選択 |
| トリガー | トリガーなし |
| アクション | EC2:インスタンスを起動 |
| AWSアカウント | ※CloudAutomatorに登録しているAWSアカウントを指定 |
| インスタンス | 該当のインスタンスを指定(タグの指定でもOK) |
| ジョブ実行後のリソースの状態までチェックする | 必要に応じてチェック |
STEP5: ジョブワークフローの作成
- 最後に、ここまでに作成した4つのジョブを指定し、ジョブワークフローを作成します。
以上、「ジョブワークフロー」を利用して、起動中のEC2インスタンスのインスタンスタイプを変更する方法をご紹介しました。Cloud Automatorのジョブはこのように組み合わせることで、より便利に活用いただけるものが多いので、ぜひお試しください。