概要
「RDS(Aurora): DBクラスタースナップショット作成」アクションと「RDS(Aurora): DBクラスターを削除アクション」を使って、Aurora クラスターを擬似的に停止/起動する方法を説明します。
手順
- 該当のAuroraクラスターのスナップショットを作成する
- RDS(Aurora):DBクラスターをリストア アクションのジョブを作成する
- RDS(Aurora):DBクラスターを削除 アクションのジョブを作成する
RDS(Aurora):DBクラスターをリストア ジョブを作成するには、対象となるIDのスナップショットが存在している必要があります。そのため、事前にスナップショットを作成しておきます。(2018年6月現在)
疑似停止/起動を行う際は、タグによるクラスタの指定はできません。停止時に取得するスナップショットがクラスタごとに作成されるためです。
設定内容
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STEP1: 該当のAuroraクラスターのスナップショットを作成する
AWSマネジメントコンソールにログインし、RDSのコンソールを開きます。対象のAuroraインスタンスについて「スナップショットの取得」を行います。
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STEP2: 「RDS(Aurora):DBクラスターをリストア」ジョブを作成する
「ジョブの追加」メニューから、ジョブの新規作成を行います。例えば、毎日平日9時にリストアするようタイマートリガーを使ってジョブを作成します。このとき、先ほど取得したスナップショット名を指定します。
当アクションの詳細については RDS(Aurora): DBクラスタースナップショットからリストア のマニュアルをご参照ください。
各指定値を入力していきます。スナップショット名は、先ほど作成したものを指定してください。
「使用したスナップショットの削除」は「する」を選択してください。また、「ジョブ実行後のリソースの状態までチェックする」のチェックも付けておくようにします。
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STEP3: 「RDS(Aurora):DBクラスターを削除」ジョブを作成する
「ジョブの追加」メニューから、ジョブの新規作成を行います。例えば、毎日平日20時にDBクラスターを削除するようタイマートリガーを使ってジョブを作成します。
当アクションの詳細については RDS(Aurora): DBクラスターを削除 のマニュアルをご参照ください。
各指定値を入力していきます。
・DBクラスターの指定は、タグではなくクラスターIDで指定するようにしてください
・削除時に取得するスナップショット名は、STEP1で作成したスナップショット名と同じものを入力してください
・「ジョブ実行後のリソースの状態までチェックする」をチェックしておきます