概要
Cloud Automator を使うと AWS のオペレーションを自動化することが出来ますが、今回はその典型的なユースケースをご紹介したいと思います。
ユースケース
ユーザーの皆様は本番環境、開発環境など様々な環境のインフラとして AWS を利用しておられます。
本番環境は継続して動作することが多いと思いますが、開発環境は担当者が働いている時間のみ稼働してくれれば良いケースがほとんどです。
ご存知のように AWS のサービスは従量課金が基本となりますので、以下のようなケースではタイマートリガーをご利用頂ければコストを最適化する事が出来ます。
開発者の出退勤時間の例(月曜日〜金曜日)
項目 | 時間 |
---|---|
出勤時間 | 10時 |
退勤時間 | 19時 |
Cloud Automator で作成するジョブの例
トリガー | 時刻 | 曜日 | アクション |
---|---|---|---|
タイマートリガー | 9時00分 | 月 〜 金 | EC2: インスタンスの起動 |
タイマートリガー | 20時00分 | 月 〜 金 | EC2: インスタンスの停止 |
Cloud Automator で削減可能な料金
今回の例では、24時間連続稼働させる場合と比較して費用を3分の1程度に抑えることが可能になります。
また、業務系のシステムなどもこのパターンを使うことが出来ます。
自動化することで、手動対応のように停止忘れなどもなくなるので活用ご利用下さい。