概要
RDS(Aurora): DBクラスタースナップショットをリージョン間でコピーアクションを使用すると、指定したDBクラスタースナップショットを別のリージョンへ（例: 東京からシンガポールへ）コピーすることができます。
設定時のオプション
| No. | オプション | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | コピー元リージョン | コピー元となるDBクラスタースナップショットが存在するリージョンを指定します。 |
| 2 | コピー先リージョン | コピー先となるリージョンを指定します。 |
| 3 | DBクラスタースナップショット名 | コピーするDBクラスタースナップショットを名前で指定します。 |
| 作成元のDBクラスター（スナップショット群の同期） |
コピーするDBクラスタースナップショットを、作成元のDBクラスターで指定します。 |
|
| 4 | スナップショットが暗号化されている場合に使用するKMSキー | コピー先のリージョンで有効なKMSキーを指定します。 ※ 暗号化されたDBクラスタースナップショットをコピーする場合は指定必須 |
設定例
Cloud Automatorで「RDS(Aurora): DBクラスタースナップショットをリージョン間でコピー」アクションを使ったジョブを作成します。
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Cloud Automatorの運用ジョブ画面から「ジョブの追加」ボタンをクリックします。
- ジョブを所属させるグループを選択します。
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トリガーの選択で、任意のトリガーを選択下さい。
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アクションの選択で「RDS(Aurora): DBクラスタースナップショットをリージョン間でコピー」アクションを選択します。
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AWS アカウントの選択で、任意の AWS アカウントを選択します。
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アクションのパラメーターを設定します。
No. オプション 設定値の例 1 コピー元リージョン アジアパシフィック (東京) 2 コピー先リージョン 米国東部 (バージニア北部) 3 作成元のDBクラスター（スナップショット群の同期） test-db 4 スナップショットが暗号化されている場合に使用するKMSキー (default) aws/rds -
成功時、失敗時の後処理を設定します。
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ジョブ名を入力し、「作成する」をクリックします。
動作確認
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作成したジョブのログボタンをクリックします。
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実行ログ一覧から該当の実行ログの詳細をクリックします。
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ログの詳細にて結果を確認します。
「成功」となっていれば該当のジョブが実行されて成功していることが確認できます。
「実行中」となっている場合はジョブの実行中なのでしばらく経ってから確認してください。 -
それぞれのリソースの操作結果は「リソース操作結果」項目で確認できます。
以上で「RDS(Aurora): DBクラスタースナップショットをリージョン間でコピー」を使ったジョブの動作確認ができました。
DBクラスタースナップショットを別のリージョンへコピーすることにより、使用しているリージョンに万が一のことがあったとしても別のリージョンでデータを復旧することが可能になります。
是非ご活用下さい。
ログのステータス条件
| No. | ステータス | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | 成功 | CopyDBClusterSnapshot API リクエストが成功かつ、コピーしたDBクラスタースナップショットのステータスが利用可能になったときに成功となります。 |
| 2 | 失敗 |
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リソース操作履歴のステータス条件
| No. | ステータス | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | Completed | CopyDBClusterSnapshot API リクエストが成功かつ、コピーしたDBクラスタースナップショットのステータスが available になった場合 |
| 2 | Failed |
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注意事項
- 自動バックアップで取得されたDBクラスタースナップショットはコピー対象とならずにスキップされます
このアクションで利用されるAWS API
当アクションの実行には以下の AWS API を利用しています。
実行するAWSアカウントにはこれらのAPIを実行可能なIAMポリシーがアタッチされている必要があります。