【EC2: インスタンスを起動】ステータスチェックとは

ステータスチェックとは、AWSが行うインスタンスのステータスチェックを「EC2: インスタンスを起動アクション」ジョブの実行結果の成否とするかどうかを指定する設定項目です。

EC2: インスタンスを起動アクションで「リソースの終了ステータスをチェックする」を有効にした際に「ステータスチェックを行う」オプションを選択することができます。
「ステータスチェックを行う」を有効にすることで、EC2インスタンスが起動してステータスチェックに合格したことをジョブの実行結果条件にすることが出来ます。

ジョブの実行結果成否判定について

「リソースの終了ステータスをチェックする」と「ステータスチェックを行う」の設定を組み合わせた時のジョブの実行結果成否は次の通りです。

 

リソースの終了ステータスをチェック: する
ステータスチェック: する

  • 成功の条件
    • 以下をすべて満たした時 
      • Startinstances API リクエストが成功
      • 起動した EC2 インスタンス全台の状態がrunning
      • 起動した EC2 インスタンス全台がシステムステータスチェックとインスタンスステータスチェック、アタッチ済みのEBSステータスチェックをサポートしたEC2 インスタンスはEBSステータスチェックも合格した
  • 失敗の条件
    • 以下のいずれかとなった場合 
      • Startinstances API リクエストが失敗
      • 起動したいずれかのEC2 インスタンスの状態がrunning以外(stopped等)
      • 起動したいずれかのEC2 インスタンスがシステムステータスチェックとインスタンスステータスチェック、EBSステータスチェックをサポートしたEC2 インスタンスでEBSステータスチェックに合格しなかった

※DescribeInstanceStatus API を利用して約1分間隔でEC2インスタンスの状態を確認します

 

リソースの終了ステータスをチェック: する
ステータスチェック: しない

  • 成功の条件
    • 以下をすべて満たした時 
      • Startinstances API リクエストが成功
      • 起動した EC2 インスタンス全台の状態がrunning
  • 失敗の条件
    • 以下のいずれかとなった場合 
      • Startinstances API リクエストが失敗
      • 起動したいずれかのEC2 インスタンスの状態がrunning以外(stopped等)

※DescribeInstances API を利用して約1分間隔でEC2インスタンスの状態を確認します

 

リソースの終了ステータスをチェック: しない

  • 成功の条件 
    • Startinstances API リクエストが成功
  • 失敗の条件 
    • Startinstances API リクエストが失敗

Startinstances APIのリクエスト成否がジョブ実行結果となります

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