概要
「ECS: タスクを停止」アクションでは、指定したリージョンで稼働しているECSのタスクを停止することができます。
停止するタスクはタスク定義ファミリーで指定するか、またはタスクに付与されているタグで指定することができます。
設定時のオプション
No. | オプション | 説明 |
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1 | リージョン | タスクが存在するAWSリージョンを一覧から選択します。 |
2 | クラスター |
タスクが属するECSクラスターを一覧から選択します。 一覧に「Can’t find any ECS clusters in this region or aws account」と表示される場合には、AWSアカウントやリージョンの選択が正しいかどうか確認してください
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3 | 同一タスク定義ファミリーで起動されたタスク |
停止するタスクをタスク定義ファミリーで指定する場合は、一覧からタスク定義ファミリーを選択します。 タスク定義ファミリーから起動されたタスクが複数存在する場合は、すべてのタスクが対象となります。 一覧に「Can’t find any ECS task definition families in this region or aws account」と表示される場合には、AWSアカウントやリージョン、クラスターの選択が正しいかどうか確認してください
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4 | 特定のタグが付いたタスク |
停止するタスクをタグで指定する場合は、タグの key と value を入力します。 指定されたリージョン内で、入力された key と value に一致するタグがついたすべてのタスクが対象となります。 |
設定例
「ECS: タスクを停止」アクションを使ったジョブを作成してみます。
- Cloud Automator の運用ジョブ画面から「ジョブの追加」ボタンをクリックします
- ジョブを所属させるグループを選択します
- トリガーの選択で、任意のトリガーを選択下さい
- アクションの選択で「ECS: タスクを停止」アクションを選択します
- AWS アカウントの選択で、任意の AWS アカウントを選択します
- アクションのパラメーターを設定します
No. オプション 設定値の例 1 リージョン アジアパシフィック (東京) 2 クラスター default 3 同一タスク定義ファミリーで起動されたタスク web-app-production
動作確認
- 作成したジョブのログボタンをクリックします
- 実行ログ一覧から該当の実行ログの詳細をクリックします
- ログの詳細にて結果を確認します
「成功」となっていれば該当のジョブが実行されて成功していることが確認できます。
「実行中」となっている場合はジョブの実行中なのでしばらく経ってから確認してください。 - それぞれのリソースの操作結果は「リソース操作結果」の項目で確認できます
以上で「ECS: タスクを停止」アクションを使ったジョブの動作確認ができました。
ログのステータス条件
ジョブの実行結果 | 条件 |
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成功 | StopTask API の実行が成功し、タスクの状態が STOPPED または DELETED になった場合に成功となります。 |
失敗 |
以下の場合に失敗となります。
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リソース操作履歴のステータス条件
リソース操作結果 | 条件 |
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Completed | StopTask APIの実行が成功し、タスクの状態が STOPPED または DELETED になった場合に Completed となります。 |
Failed | 以下の場合に Failed となります。
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このアクションで利用されるAWS API
当アクションの実行には以下のAWS APIを利用しています。
実行するAWSアカウントにはこれらのAPIを実行可能なIAMポリシーがアタッチされている必要があります。
- ECS API
- Resource Groups Tagging API