概要
「ELB(CLB): EC2インスタンスを登録」アクションでは、Classic Load Balancer(以下、CLB) に指定したEC2インスタンスを登録できます。
CLBに対してEC2インスタンスを自動登録できることで、必要に応じて適切な増加が行え、設定変更時のオペレーションミス軽減にもつながります。
設定時のオプション
No. | オプション | 説明 |
---|---|---|
1 | リージョン | 対象のCLBが存在するリージョン を選択します。 |
2 | ELB(CLB)名 | 対象のCLB を選択します。一覧に「Can’t find any load balancers in this region or aws account」と表示される場合には、AWSアカウントやリージョンの選択が正しいかどうかご確認ください。 |
3 | インスタンス | 対象のCLBに登録するEC2インスタンスをインスタンスID で選択します。一覧に「Can’t find any instances in this region or aws account」と表示される場合には、AWSアカウントやリージョンの選択が正しいかどうかご確認ください。 |
特定のタグが付いたインスタンス | 対象のCLBに登録するEC2インスタンスをタグのkey とvalue で指定します。 |
ログのステータス条件
No. | ステータス | 説明 |
---|---|---|
1 | 成功 | 対象のCLBに指定したEC2インスタンスの登録が成功した場合。 |
2 | 失敗 | 対象のCLBに指定したEC2インスタンスの登録が失敗した場合や、操作権限がないなどの設定ミスにより失敗した場合。 |
リソース操作履歴のステータス条件
No. | ステータス | 説明 |
---|---|---|
1 | Completed | 対象のCLBに指定したEC2インスタンスの登録が成功した場合。 |
2 | Failed | 対象のCLBに指定したEC2インスタンスの登録が失敗した場合や、操作権限がないなどの設定ミスにより失敗した場合。 |
設定例
「ELB(CLB): EC2インスタンスを登録」アクションを使ったジョブを作成してみます。
- Cloud Automatorの運用ジョブ画面から「ジョブの追加」ボタンをクリックします。
- ジョブを所属させるグループを選択します。
- トリガーの選択で、任意のトリガーを選択下さい
- アクションの選択では「ELB(CLB): EC2インスタンスを登録」を選択して「次へ」ボタンをクリックしてください。
- 利用するAWSアカウントを選択して「次へ」ボタンをクリックしてください。
- アクションのパラメーターを設定して「次へ」ボタンをクリックしてください。各オプション項目については、本ページ上部の設定時のオプション説明を参照ください。
- 必要に応じて後処理を選択して「次へ」ボタンをクリックしてください。
- 最後にジョブ名を入力して「作成する」ボタンをクリックすればジョブが作成されます。
動作確認
作成したジョブの確認を行います。
- 作成したジョブのログボタンをクリックします。
- 実行ログ一覧から該当の実行ログの詳細をクリックします。
- ログの詳細にて結果を確認します。「成功」となっていれば該当のジョブが実行されて成功していることが確認できます。「実行中」となっている場合はジョブの実行中なのでしばらく経ってから確認してください。
- それぞれのリソースの操作結果は「リソース操作結果」項目で確認できます。
以上で「ELB(CLB): EC2インスタンスを登録」アクションを使ったジョブの動作確認ができました。