RDS: DBインスタンスを再起動

2020年06月25日 06:14

概要

「RDS: DBインスタンスを再起動」アクションでは、起動しているAmazon RDS DB インスタンス（以下DB インスタンス）を再起動することが出来ます。
他のアクションと同様に、リソース IDまたは DB インスタンスに付与されているタグで再起動する DB インスタンスを指定することができます。

設定時のオプション

No.	オプション	説明
1	リージョン	再起動したい DB インスタンスが存在する AWS リージョンを一覧から選択します。
2	DBインスタンス	再起動したい DB インスタンスを一覧から選択します。一覧に「Can’t find any rds instances in this region or aws account」と表示される場合には、AWS アカウントやリージョンの選択が正しいかどうかご確認ください。
2	特定のタグが付いたDBインスタンス	再起動したい DB インスタンスを key と value を入力してタグを使って指定します。指定されたリージョン内で、入力された key と value に一致するタグが付いているすべての DB インスタンスが対象となります。

設定例

「RDS: DBインスタンスを再起動」アクションを使ったジョブを作成してみます。

Cloud Automator の運用ジョブ画面から「ジョブの追加」ボタンをクリックします
ジョブを所属させるグループを選択します
トリガーの選択で、任意のトリガーを選択下さい
アクションの選択で「RDS: DBインスタンスを再起動」アクションを選択します
AWS アカウントの選択で、任意の AWS アカウントを選択します
アクションのパラメーターを設定します

No オプション設定値

1 リージョンアジアパシフィック (東京)

2 特定のタグが付いたDBインスタンス
key: Environment

value: Development
成功時、失敗時の後処理を設定します
ジョブ名を入力し、「作成する」をクリックします

動作確認

作成したジョブのログボタンをクリックします
実行ログ一覧から該当の実行ログの詳細をクリックします
ログの詳細にて結果を確認します
「成功」となっていれば該当のジョブが実行されて成功していることが確認できます。
「実行中」となっている場合はジョブの実行中なのでしばらく経ってから確認してください。
それぞれのリソースの操作結果は「リソース操作結果」の項目で確認できます

以上で「RDS: DBインスタンスを再起動」アクションを使ったジョブの動作確認が出来ました。

ログのステータス条件

No.	ステータス	説明
1	成功	RebootDBInstance API の実行が完了し、DB インスタンスが再び使用可能状態になったことを確認できた場合に成功となります。
2	失敗	以下の場合に失敗となります。ジョブで指定された DB インスタンスが存在しない場合ジョブで指定されたDBインスタンスが使用可能以外の状態であった場合 1回のジョブ実行で操作出来るリソースの上限をオーバーしたとき（詳しくはこちらのページをご確認下さい） RebootDBInstance API の実行に失敗した場合対象の DB インスタンスが使用可能以外の状態になった場合

リソース操作履歴のステータス条件

No.	ステータス	説明
1	Completed	RebootDBInstance API の実行が完了し、DB インスタンスが使用可能状態になるのを確認できた場合に Completed となります。
2	Failed	以下の場合に Failed となります。 RebootDBInstance API の実行に失敗した場合ジョブで指定されたDBインスタンスが使用可能以外の状態であった場合対象の DB インスタンスが使用可能以外の状態になった場合

注意事項

このアクションには次の制約があります。詳しくは Amazon RDS ユーザーガイドをご参照ください。

Auroraクラスター内のDBインスタンスは再起動できません。

このアクションで利用されるAWS API

当アクションの実行には以下のAWS APIを利用しています。
実行するAWSアカウントにはこれらのAPIを実行可能なIAMポリシーがアタッチされている必要があります。

RDS API
ResourceGroupsTagging API
- GetResources

概要