「EC2: AMIをリージョン間でコピー」アクションでコピー対象のAMIをタグで指定した場合は、コピー元リージョンに存在する「そのタグがついたすべてのAMI」がコピー対象となります。
「コピー先に保持する世代数」で「コピー元の世代数に合わせる」を選択した場合、タグで指定されたAMIのうちコピー元リージョンから存在しなくなったAMIのみが登録解除の対象になります。
「コピー先に保持する世代数」で任意の世代数を選択した場合、指定された世代数より多くのAMIがコピー先に存在する場合にのみ、タグで指定されたAMIであり、「EC2: AMIを作成」アクションで作成されたAMIのうち、最も古いものから順に登録解除の対象になります。
そのため、想定外のAMIがコピーされたり不要とみなされて登録解除されることがないよう、できるだけ「そのジョブに固有のタグ」を指定することをおすすめします。
例えば、
キー | 値 |
---|---|
env | production |
のような汎用性の高いタグは、他のジョブやCloud Automator以外の運用ツールといった想定外の箇所でも使われる可能性も高いため、意図していないAMIが登録解除の対象になってしまう危険性があります。
そのかわりに、
キー | 値 |
---|---|
ca_daily_ami_copy | production |
というように、そのAMIのコピー用途に特有のタグを定義して使うようにすることで安全性が高まります。