【AMI】「EC2: AMIをリージョン間でコピー」アクションを使用したとき、コピー先のリージョンで世代管理が出来ますか?

はい、可能です。

Cloud Automatorの「EC2: AMIをリージョン間でコピー」アクションでは
コピー先のAMIを2種類の方法で世代管理できます。

実現方法

「EC2: AMIをリージョン間でコピー」アクションでコピー先のAMIを世代管理したい場合は、以下の方法で実現できます。

  1. 「EC2: AMI を作成」アクションで、タグを追加するようにして AMI を作成する

    create.png

  2. 「EC2: AMI をリージョン間でコピー」アクションで、(1) で追加されたタグを指定したイメージをコピー対象にする
    copy.png

世代管理の種類

世代管理は以下の2種類があります。

  • コピー先に保持する世代数を「コピー元の世代数に合わせる」

  • コピー先に保持する世代数を「任意の世代数に設定する」

「コピー元の世代数に合わせる」場合

  • コピー元のAMIをコピー先にそのままコピーするため、コピー元で管理されている世代数と同じ世代数がコピー先に保持されます。
  • コピー済みのAMIがコピー元に存在しなくなった場合、コピー先のAMIも登録解除されます。
  • 例えば、コピー元で7世代分のAMIを管理していて、「EC2: AMIをリージョン間でコピー」アクションでコピー先に保持する世代数を「コピー元の世代数に合わせる」に設定した場合、コピー先でも7世代分のAMIが保持されます。
    before.png

「任意の世代数に設定する」場合

  • コピー元で管理されている世代数とは別に、コピー先に保持するAMIの世代数を設定できます。

【例1】コピー元で7世代のAMIを管理しており、「EC2: AMIをリージョン間でコピー」アクションでは世代数を1に設定した場合

  • コピー先で最新1世代のAMIを保持できます。
    after.png

【例2】複数のEC2インスタンスからAMIが作成されていて、「EC2: AMIをリージョン間でコピー」アクションでは世代数を2に設定した場合

  • コピー先にて作成元EC2インスタンスごとに、最新2世代のAMIを保持できます。

    ec2s.png

【例3】タグで指定されたAMIの中にCloud Automatorのジョブで管理されていないAMIが含まれる場合

  • Cloud Automatorのジョブで管理されているAMIのみ世代管理します。
    not-managed.png
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