はじめに
zendeskではユーザー(お客様)を組織と呼ばれるグルーピングにより管理することができます。
組織とは
「組織」という機能でユーザーをグルーピングすることで、同じ組織内の人が問い合わせたチケットを共有することができます。逆にいうと、同じ会社、同じドメインのメールアドレスの方でも、同じ組織にグルーピングされていないとチケットを共有することができません。つまり、「組織」とはチケットを共有するためにグルーピング機能です。
組織管理
組織へのメンバー追加
組織への登録は事前登録申請が必要です。X氏、Y氏を新たに担当者となりチケットを共有したい場合には、組織に既に属しているA氏やB氏からX氏、Y氏を追加登録申請を出してください。X氏が追加登録申請を行なった場合には、その追加登録が適切かどうかの判断ができませんので、お断りします。必ず、登録済みのユーザーから追加登録申請を行なってください。(削除の場合も同様です。)
追加登録申請には「氏名」「ふりがな」「会社名、部署名」「メールアドレス」を記載し、通常の技術問い合わせと同じ要領でチケットでリクエストしてください。
氏名 | 例)大石 良 |
ふりがな | 例)おおいし りょう |
会社名、部署名 | 例)株式会社サーバーワークス |
メールアドレス | 例)ceo@serverworks.co.jp |
個人ではなくメーリングリストの登録も可能ですが、管理上の都合で氏名とふりがなは指定してください。例えば、「システム管理者(しすてむかんりしゃ)」「ファイルサーバー管理者(ふぁいるさーばーかんりしゃ)」など実在者名でなくても問題ありません。
組織の単位
組織はご契約いただいている課金代行サービスのAWSアカウント単位で作成します。ただし、複数のAWSアカウントをお持ちのお客様の場合には、おまとめして複数のAWSアカウントを1つの組織で管理することも可能です。
逆に、1つのAWSアカウントを複数のプロジェクトで利用しているなどの理由で組織を分けて欲しいというご要望にはお応えしていません。
ユーザーが所属する組織
ユーザーはは複数の組織に属することもできます。ただし、注意が必要です。重複登録者が問い合わせたチケットは所属する全ての組織メンバーが確認することができます。プロジェクト間の情報漏れを考慮し、AWSアカウントと組織を分けたとしても、重複登録者が媒体となりチケットに含まれる情報が組織をまたいで確認できます。複数の組織に所属しているユーザーはご注意ください。